薄いクモの糸に張ったニュースな出来事

動脈硬化

動脈硬化と古代人に関する面白い調査結果が英医学専門誌にて発表されていまして、エジプトやペルーなどで発掘されてきてミイラをCTスキャンで調べたところ、約3分の1のミイラから動脈硬化の症状が確認できたということです。

動脈硬化といえば現代人の贅沢病のようなところがあるのですが、魚や果物や野菜や木の実等どちらかというと今では健康食のように思われている食事を取っていたその古代の人たちに動脈硬化の症状がみられるということは不思議なものです。

古代の人達は体もよく動かしていたということですから、現代人のいうところのからのための適度な運動はこなしていたと思われますので、現代人が信じている健康法がちょっと不安になる思いですが、コレステロールをおさえる食事をしてやはり適度な運動を心がけるのが一番の対策のようです。

体に良いと思われる食事をして運動もそれなりにしていたはずの古代人から動脈硬化の症状が表れていたというのは、さらなる調査が行われて原因がわかれば良いですね。