薄いクモの糸に張ったニュースな出来事

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海を埋め立てないで新しい土地を増やすアイデア



新しい土地を開拓して人類が生活するスペースを確保するとなると、海を埋め立てたり、森を切り開いたり，山を削るなど様々な選択肢が考えられますが、海に人口島を浮かべる水上都市の可能性について、アメリカの大学の研究員が国連にて提案していまして、将来的な実現を目指しているようです。

地上にある多くの都市は、海に近い海岸沿いにあることが多く、地球温暖化による海面の上昇で津波の被害が増えたり、洪水の被害に見舞われるケースも増えており、場所によっては水の下へ沈んでしまう可能性も心配されています。

そこで、居住地としてのシステムを確立した水上都市が考えられ、食料をある程度は自給できるようにして、廃棄物の処理や水の確保もできるようにして、もしも水上都市を設置した場所が悪天候の被害が予測される場合は、安全な場所へ移動させて避難することもできるのだそうです。

これまでのように海を埋め立てれば、海岸沿いの自然環境を激変させ環境破壊となることもあるでしょうし、貴重な砂資源で埋め立てことにもなりますし、今後もこのようなことを続けるのは難しくなっているそうです。

そこで、海の上に巨大な人口島を作り出し、都市機能を持たせた居住スペースを作り出すアイデアとなったのですが、建設費用が地上よりも水上の方が安くならないような気がしますし、コスト的に実現性があるのかも色々研究されることでしょう。

地球上には船のような形で実際に水の上で生活している人達がいますが、水上都市はこれをかなりレベルアップした規模になるのかもしれません。